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早川ユミの「畑しごとの衣服展」

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「早川ユミのちくちく服つくり」小物紹介パート2

今日で、『早川ユミの「畑しごとの衣服展」』最終日です。
オンライン展示会も最終日!!
明日には片付け始めなければいけないのが、とても寂しいです。

さて、最終日の今日はかわいい袋やバッグを紹介します。

まずは、
『種ぶくろ、米ぶくろ、豆ぶくろ』P、116に掲載

『つかい捨てのプラスチックやビニールぶくろがつかわれる前は、ちいさなものや種や豆やお米などは、なんでも布のふくろにいれていました。かわいい布をつぎはぎして、もういちど、少し前の時代にもどり、じぶんが入れたいもののために、つかいたくなるふくろをつくってみました。』
(「早川ユミのちくちく服つくり」から引用)

  

上の写真のふくろは注ぎ口があり、とても便利そう!

  

ビニール袋がない頃は、なんでも布だったんだよなぁと、この袋たちをみて改めて思いました。
今はなんでも楽、便利が先にきてしまい、こういった用途のふくろを手づくりすることはなくなってしまってます。
コロナでマスクが不足し、多くの方がマスクをつくり始めました。次は、マイバッグを手づくりするのもいいな~。

今は畑や田んぼをし、種取りまでする人はなかなかいません。この袋が本来の目的で手づくりされ、使われる日がまた戻ってきたら、みんなの暮らしが少し変わっていくんだろうなぁ。私もジップロックに入れるのやめてみようと思いました。笑


これで、展示品の紹介は最後!
『縄文ポシェット』P、120に掲載

『織り幅30センチのメオ族の麻の手織り布や、チベットの建材屋でみつけた、屋根につかう手織り布やウール、蚊帳の麻布をつかって、2か所縫うだけの工作的にかんたんにできるふくろ。ひもをつけると、からだにフィットします。』
(「早川ユミのちくちく服つくり」から引用)

 

作り方を見ると、ほんんんんっとに簡単にできます!!笑
大きめに作って買いものふくろにするのもいいかも!!と思いました。



さて、3日間開催した『早川ユミの「畑しごとの衣服展」』オンラインバージョンも今日で終わりになります。
オンラインショップは今夜12:00まで購入できますので、ぜひご覧になってください。
よろしくお願いしまーす。

                           




 

2020-07-20 13:19:04

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「早川ユミのちくちく服つくり」服たちの紹介

今日は「早川ユミのちくちく服つくり」に掲載されている服たちの紹介です。

まずは
『にほんの農民服もんぺ』P、40に掲載

『もんぺはにっぽんの農民服です。
近代まで、わたしわたしたちみんなが、農民でした。
人間はほとんどながい時間、生きるためにたべものをつくってきました。
たんぼや畑でたべるものをつくることがしごとであり、くらしであったのです。』
(「早川ユミのちくちく服つくり」から引用)

  

 

早川ユミさんのもんぺはどれもかわいい。オンラインショップにも載せているんですが、ベースとなる布の組み合わせ、糸の色、ポケットや膝当てに使う布、どれもこれもとてもかわいいんです!笑
そして、とても機能的!
私も畑しごとをするので、畑に行く時の服装はゆったり動きやすくを考えて選ぶんですが、なかなか思うようなコーディネートにはならず、、、畑に行くときの服もルンルンで選べたら、更に楽しくなるだろうなと思います。
ゆったり動きやすく、鍬を振ってもずれてこないってとても大事!


次は
『タイの農民服』

『「カラワン楽団」(タイで人気のあるフォークバンド)のカラワンバスにのせてもらってイサーンとよばれる貧しい農村をたずねました。
1983年のことです。スリンやコンケーンやノンカイを巡り、ナコーンラチャシーマへ。
田んぼでみる農民は、藍色の農民服にタイパンツをはいていました。三日月みたいなカマで稲刈りをする村人のほとんどが農民服スタイル。頭には、パッカマーというカラフルな格子柄の布を巻きつけています。川で水浴びをするときは腰に巻きつけます。洗いざらしても丈夫で乾きやすいのです。』
(「早川ユミのちくちく服つくり」から引用)

  

直線裁ちでできるタイの農民服は、涼しさも動きやすさ、作りやすさも兼ね備えた衣服。
形や大きさのポケットがついて、更にかわいい!
オンラインショップにも色違いを載せますね~!

続いて
『ネパール農民服』P、54に掲載

『わたしたち東洋人は首が長くないので、きもののような、むなもとが合わせられるえりがない衣服がとてもよく似合います。
韓国、中国、ベトナム、タイ、さんが山岳少数民族やネパールやブータン、チベットの衣服は、そういうえりです。
ネパールへ旅したときネパール農民服の女たちが、歌をうたいながら、麦を刈っていました。背中に赤ちゃんをおぶっているのに、そのかろやかな歌声とうごきにほれぼれとしてしまいました。女たちの着ていたネパール農民服は、印判染のような素朴なプリント柄でした。』
(「早川ユミのちくちく服つくり」から引用)

  前

  後

試着してみると、からだにフィットし、とても着心地がよかったです。
首回りがしっかり合わせられるので、冬の寒さが凌げそうです。
オンラインショップに色違いを載せますね~


続いて、
『メオ族農民服』P、66に掲載

『メオ族の村をはじめて訪ねたとき、ものつくりに生きるくらしぜんたいが懐かしくて、愛おしくて、未来のわたしのくらしだと感じました。』
(「早川ユミのちくちく服つくり」から引用)

  
 

これはメオ族の男たちが着ていた農民服をアレンジしたものだそうです。
左前身ごろをめくると出てくる隠しポケット。なんだかウキウキしちゃいます。


続いて、
『リス族のパンツ』P、70

『折り紙のようにいちまいの布を折って、かんたんにできあがるリス族のパンツ。つくるのが、おもしろくて楽しくなります。
これぞ工作的!というつくりかたです。』
(「早川ユミのちくちく服つくり」から引用)

  

写真とるときたたんでいくと、三角になっていく!!とびっくりしました。
2か所縫うだけでパンツになるリス族の農民服。とってもおもしろい!!!


最後に
『ペー族の上着』P、78

『中国服のかたちは、もともと山岳少数民族の衣服がはじまりだったのでしょう。
肩やそでがひとつながりでできる、ふたつの、型布でできる、工作的な服のひとつです。』

 

 

二枚の型布でできるペー族の上着。形がとっても素敵なんです!!
身ごろと袖に繋ぎ目がないので、なで肩でもいかり肩でもどんな肩にも合いそうです。
これは作りたい!!


今日は農民服を紹介しました。この農民服は「早川ユミのちくちく服つくり」に全部作り方が載ってるので、全部作れますよ~!!
自分の好きな生地の布で、好きな色の布で、ワクワクするような農民服をぜひ作ってみてください。
明日はついに展示最終日!明日はバッグや袋を紹介します。

                                                 モリアキナ






 

2020-07-19 15:46:01

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「早川ユミのちくちく服つくり」小物紹介パート1

早川ユミさんの最新刊「早川ユミのちくちく服つくり」に掲載中の小物たちの紹介をします。

まずは
『さいほう箱ふくろ』 P、129に掲載

  

ちくちく刺し子のカラフルでキュートな袋。かわいい缶に入った裁縫道具。
持っているだけでウキウキワクワク楽しくなるようなセットです。
中には、早川ユミさんが作った陶器のボタンも入ってて、一つ一つ形や大きさが違いとってもかわいいです。
なんだか宝箱のようなお裁縫セットです。


続いて
『布ナプキン』P、122に掲載

 

『やわらかくて、ふわふわしていて、あたたかなネル生地をつかって、ナプキンをつくりました。
布のもつやさしさが、いちばん敏感な素肌につたわるものが、布ナプキンです。
赤ちゃんが生まれるところをやさしく、あたためます。
じぶんという自然をやさしさとあたたかさで、くるんであげます。
わたしはぬ布ナプキンをつかうことで、女であることに自己肯定感をもつことができました。
つかい捨てではなく、洗ってくり返しつかえます。洗った水は、土に還しましょう。
多い日は1日6枚、少ない日は1日3枚、ぜんぶで15枚くらいあると安心です。』
(「早川ユミのちくちく服つくり」から引用)

  

ネル生地のふんわり、あたたかな肌触りと、かわいい柄で、つらい時期を和らげてくれそうな布ナプキン。
私も布ナプキンを使い始めて5年くらい経ちますが、早川さんの布ナプキンを見て、触っていると、次は自分で作ってみようと思えました。
生理中もこんなかわいいものを身につけれたら、いいだろうなぁ~


最後は
『ずきん帽子』P、123に掲載

  

『ちいさな布で帽子をつくってみました。冬の寒い日にすっぽりとつつまれると安心です。
とくに耳をあたためると、腎臓にいいと祖母が教えてくれました。子どもだけではなくて、わたしたちも耳をあたためると
からだぜんたいがあたたまります。
素材は、手織りの木綿の布やインドのカンタなど。かぶるとあたたかくて、洗える素材がいいです。』
(「早川ユミのちくちく服つくり」から引用)

このずきん帽子、かぶってみると本当にかわいいんです!!気持ちいいし!!
かぶってると、ほっこりしてきます。冬の畑しごともつらくなくなるかな~笑



さいほう箱ふくろ、布ナプキン、ずきん帽子のつくり方は、「早川ユミのちくちく服つくり」に載ってますので、ぜひ見てみてください。
明日は、服たちを載せます!
お楽しみに~!

                                                      モリアキナ









 

2020-07-18 16:23:03

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早川ユミの「畑しごとの衣服展」(オンラインバージョン)

2020/7/10(金)から始まった『早川ユミの「畑しごとの衣服展」』


早いもので、残り18,19,20日の3日間となりました。
汽水空港にもたくさんの方が足を運んでくださり、とても嬉しかったです。
けど、もっとたくさんの方に早川ユミさんの服たちを見てもらいたい!!と思い、オンライン展覧会をすることにしました。
このブログでは、早川ユミさんの最新刊「早川ユミのちくちく服つくり」に載っている、非売品の服や小物たちを載せていきたいと思います。

お楽しみに~!!

2020-07-17 22:22:32

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