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TAXING 2019.12月号の日記

TAXING 2019.12月号の日記


汽水空港新聞『TAXING』2019年12月号から日記部分だけ公開します。
毎号汽水空港が日々何をやっているか、何をやりたいのか等と共にイベント案内などを記していきます。
出来れば毎月出したい!販売価格は50円ですが、毎月セレブが10000円のお小遣いをくれたら毎号無料配布できます。もしくは近所にリソグラフスタジオをつくりたいなあ。

2019/11/29(金)
朝6時、渋谷に到着。ホントは品川で降りて毎度おなじみ蟻鱒鳶ル(三田のガウディ、岡啓輔氏が自力で建てているビル)へ巡礼しようかと思っていたが、どこかのカフェで移住相談トークのパワーポイントをつくる必要があった為渋谷で下車。街は朝6時だけどまだ夜が続いていてギャルがたくさん。14時頃、パワーポイントが完成。実家の幕張へ向かう。
幕張では僕と同じ小中学校の関口さんという方が、僕と同じく小屋をセルフビルドで建てて本屋を営んでいる。「本屋lighthouse」という。以前虎ノ門で一緒にトークをしたこともあり、念願の初訪問。グーグルマップで道案内されながら辿り着いた場所は、今は亡き愛犬、チャッピーの散歩で何百回と歩いた程実家から近い住宅街だった。
ここに小屋を建てて本屋をやるということは鳥取の田舎町で本屋をやるのと同じぐらい意味の分からないことだ。店内は3坪にしては広く感じる。僕の建てた小屋も3坪だけど、「3坪」って不思議なことに空間が広がったり縮んだりする印象がある。
取次業務に詳しい関口さんに色々と情報を教わり、年末に鳥取で何かイベントしましょう!と言い爽やかにグッバイ。話題に上がった「ファンシーショップ」跡地へ行くと西友も何もかも無くなっていた。へい、みんなどうしてる?へい、みんな元気かい?剛と光一が脳内で歌う。

11/30(土)
今日は阿佐ヶ谷へ。
尹雄大さんが企画してくれた「ペンギン村の経済」というトークイベントでトークする。以前から行きたかったコンコ堂に立ち寄る。見やすい棚と面白い本、zineもある。BGMの音量も良い。汽水空港で発行する新聞の参考になるかと思い大昔の『宝島』を購入。店内をウロウロしていたら「汽水空港の方ですか?」と声をかけられた。普段何をしている方なのか聞けば良かった。聡明な顔立ちをしていた。実家が津山だという。ミュージシャンかな。
トーク会場で緊張しつつ来てくれた人々の顔を眺めると一際マヌケな人間が一人。中学校の同級生やんけ!笑いが止まらなくなった。
トークは毎回、みんな退屈してないかばかり気になるが、終わってみれば「楽しかった」と言ってくれる方が多くて助かる。尹さんのような優しい人にいつも助けられている。
打ち上げで同級生にみんな元気か?生活どんなか?安倍政権とかどう思うの?って聞いたら「安倍さんがんばってる。安倍さん以外に誰がいるの?」とか言うから、その日トークの為に被っていたアラレちゃんの帽子をあげた。中学時代はみんなペンギン村の住人だったじゃないか。思い出しなさい。何度帽子を被せてあげても脱ぐから何度も被せてあげた。「おめえ、ほんと変わらないな!そのしつこさも当時と一緒だ!」と言われてまたも笑いが止まらない。いいよ、安倍政権とか自民党好きでもみんな最高だよ。ただ、いつかみんな集まった時にちゃんと話してみたいね、茶化さずに。みんな子どもいたりするからね。町とか生活とか、世界は個人の振る舞いと意思の集積でつくられるのだから。

恵比寿のさぶくんちに泊まる予定が、鍵がかかっている為入れず漫画喫茶で一泊。呪術廻戦が読みたかったのに無かった。残念。

12/1(日)
身体が痛い。尹さんとさぶくんからのメールで鍵は開いてたことが判明。そうか、階を間違えてたのか。満喫を出てさぶくんちに荷物を置き、池袋へ。気になっていた「コ本や」さんは入り口が分かりにく過ぎて諦めそうになった。店内は広く、棚の配置に匠の工夫を感じる。ギャラリースペースもあり、zineや様々なグッズも充実している。古本も好みのがいっぱいで涎が出る。汽水空港も古書交換会へ頻繁に参加出来たら古書が充実するのかしら。店長さんに交換会のことを尋ねると、ちょうど翌日の月曜日の会はバラエティ豊かな出品があるとのことで参加することにした。知性溢れる御方。
その後、ジュンク堂で隅から隅まで本をチェックし、汽水空港で置くべき新品で仕入れられる本を脳内にメモる。買取があまり多くなく、交換会も県内で開催されないから古書で充実させるのは現時点では難しい。その穴を新品で埋めているのが今の汽水空港の現状です。だけどほぼ買い切りで仕入れるので資金が必要。おまけに3万円以上という最低ロッドがある。最低ロッドを満たしつつ、買い切りで買った本がすぐに売れて資金の回収ができれば良い感じに店が回転するので、新品の注文を汽水空港でしてもらうのは本当に助かります。アマゾンでポチるのをグッとこらえて汽水空港で注文してもらうと汽水空港はもっと良い場所になります。みんなで育てませんか?汽水空港を。(たまごっちみたいに)
後で写真を貼り付けますが、これが今気になっていて出来れば店内に置きたい本のリストです。もし欲しい本があれば是非、アマゾンではなく汽水空港で注文を(笑)
別に「アマゾン使うな」と言いたいんじゃない。自分の使った金が町や世界にどう影響するのかを考えてみんながお金を使うようになったら良いなと思ってるんです。
その後、青山ブックセンターへ。やっぱ良い本屋!店長いないかな。でも居ても話しかける勇気無いな。閉店まで脳内メモをした後、代官山蔦屋を目指す。携帯の電池が切れたので通行人に代官山蔦屋の道を尋ねる。20代後半位の背の高い爽やか青年。「僕も東京の人間じゃないんで分からないですけど、向こうの方ですね。途中まで一緒に行きましょう。」と言ってくれたので共に夜の散歩。彼は神戸からオーディションの為に東京へ来た音楽家で、今日落選してしまったとのこと。こうして通行人に道を尋ねて共に歩くことを「人動ヒッチハイク」と名付けた。いや、これただのナンパか?アナログや肉体は日常に予期せぬ風を起こす。
蔦屋で25時まで過ごす。おれって勉強熱心だな~。鳥取県内の数少ない本屋のひとつが面白くなればみんな嬉しいっしょと思って色々吸収しています。
重い荷物で肉体と脳が限界を迎えたので恵比寿へ歩いて帰宅。10キロくらい歩いたかもな。

12/2(月)
大雨。昼前に起きて神保町古書会館へ向かう。交換会へ参加する予定は無かったので古物商も持ってきてない。無事に参加できるか不安だったが優しい受付の方の案内で無事入館。古書交換会とは様々な古書店店主がお互いの「うちでは取り扱わない」というような本を持ち寄り、落札する会のこと。各本の束の冊数は出品者によって様々。数百冊の束もあれば数冊の束もある。その束についている便箋の中に、自分が買いたい金額を記入し、タイムアップまでに自分の金額が最も高額であればゲットできる。ひとまず僕は数百とある束の中に少しでも気になるものがあれば便箋の中へ札を入れた。
しかし手持ちのお金は5万円。落札できすぎても破産するし、でも数を打たなきゃ落札できない。弱気な金額を手当り次第に記入しラッキーに期待しつつ、開封を大大大好きドトールで休憩しながら待つ。
実は密かにドトールに汽水空港を買収されることも期待してます(笑)。もしくは今井書店に。そして何も気兼ねすることなく委託で自在に本を仕入れて棚をつくってみたい。独立心旺盛な個人と資本がドッキングし、店舗の外には田んぼと畑。水牛で耕し、滞在が出来、みんなの共同アトリエがある。本屋は入場料も試験も何もない全ての人々に開かれた学べる場所になるのだ。ふふ、ふふふ!!(5年後に台南でそんな場所をつくろうとガチで計画中。2月に台南へ行きます。日本だけでやるのではなくて、東アジアとの交流を通じて気持ち良い風吹かせたい。それは東京と台北とかじゃなくて、鳥取と台南とかが良い。)
16時半開封。弱気な姿勢が見事結果に反映され何一つ落札できなかった。爽やかな気持ち。また次回だな。
その後東京都立写真美術館へ。ツイッターで東京に滞在することを呟いたら写真家の齋藤陽道さんがレセプションパーティーの案内チケットを送ってくれたのでR!なんて嬉しいことか。齋藤さんは写真に疎い自分にもガンガン心に響く写真を撮られていて、著書も読んだ。グレートなスピリットをお持ちの御方なのだろうと初対面の僕はキンチョーした。しかしいつか出会う予感はしていたので、ずっと前にウッチー(手話の達人にしてミュージシャンであり最高のzine発行者)に「おはよう!」の手話だけ教わっている。著書の中で「おはよう!」が結構重要な手話として登場するんだよね。出会い頭におはようかまして親友になるという作戦を実行に移す時がきたのだ!
18:30からのパーティーに間に合うように移動するには猛烈ダッシュする必要があった。会場に着いたおれは汗だく。ガラスの向こうに齋藤さんの姿。警備員のおじさんに「ここ受付じゃないよ」と言われしどろもどろになりながら入館。結果、おはようをかませませんでしたー。普通に緊張しながらはじめましてと言うので精一杯。大体こんな感じ。やろうと思ったことはたいして大事じゃなかったりするよな。
せっかく招待してもらったのだから、閉館時間ギリギリまで写真を観た。なるべく全てを感じて、感じたことを言葉に変換して感想を伝えるのが礼儀と思い、写真を観ながら感じることをメモに書き出していた。このようにして写真と向き合えば、書店をやる人間としてアート本や写真集にも強くなれるかも。新たな出会いとシチュエーションがこうして実生活の中で自分の中に波紋を生み、それが幅と揺らぎのある空間作りに活かされる。汽水空港を人生の中心に置くことで全てが良い糧になる。
美術館を後にし、さぶくんちへ帰宅。さぶくんは株式会社未知の駅として初めての単行本である『薬草仙人の手帖』の編集作業で今めっちゃ忙しいところ。なのにせっかくだからとおれを水タバコ屋へ連れ出してくれた。タバコ吸いながら話すのは「編集って何?」という話題。汽水空港でも出版したい本のアイディアがいくつかあり、編集とは何か、編集者とは何をする人なのかがとても気になる。さぶ編集長は一言、「まだ名前のつけられていない事象に名前をつけること」と。なるほどー。
そして汽水空港で絶対に絶対に仕入れたいのにどのルートからでも仕入れられないstudiovoiceの話しをしてたら、前にここで一緒に水タバコを吸った人が今編集部にいることを思い出した。連絡するしかない!さぶくんを通じてお願いしてみたところ繋げてもらえることに。鳥取のみんな!studiovoiceが届けられそうだぞ!鳥取大学の学内で屋台本屋で繰り出し、studiovoiceとスペクテイターだけ売り歩くのやりたい。若者は雑誌読まないらしいけど、雑誌面白いぜ。

12/3(火)
昼前起床。コインランドリーで選択し窪塚洋介に思いを馳せる。(ランドリーっていう邦画が昔あった。)
昨日写真美術館内のミュージアムショップの棚が面白くて気になったけど時間がなくて見る事ができなかったので再度訪問。じっくりと棚と写真集をチェック。キュレーター的な人が無数にある写真集や思想書の中から、この小さなショップの空間に置こうと選んだモノ達だ。心して向き合う。海外、日本の写真家をメモり、その後吉祥寺にある写真集専門書店へ行こうかと思うが、圧倒的ボリュームの代官山蔦屋の方が物量が多いはず。情報の海へダイブすることを選び代官山へ。写真も気になるが食のコーナー、人文書のコーナーに足を止められる。一体誰が代官山蔦屋の本を選書しているのか。賢者に違いない。
結局夕方になり、今日しかチャンスが無いと思い下北沢の気流舎へ向かう。我が母校、気流舎。店番はハーポ部長。具合が良くないと聞いていたので心配だった。案の定元気がなく、僕は在野の知識人として大尊敬しているのでいっぱい励まし、坂口恭平さんのいのっちの電話とかどうすかと勧めた。みちくささんが来店し、今後の計画を聞く。旅の本をつくりたいらしく、鳥取へも来たいとのこと。大歓迎!ドゥフフ!!
19時から、ミヤジさんが急遽企画してくれたセブンスフロアのけれんライブがあるので大急ぎで向かう。東京は行きたい場所も会いたい人も多すぎて時間が足りない。セブンスフロアへ着くと『野崎が行く!』の野崎が待ち構えていた。というか誘ったんだけど。写真家の南さんもシャラポア野口さんも鷹取さんもみんな居て、鳥取でしか見たことのない自分にとってのカートゥーンヒーローズ大集合みたいな感じだった。みんな本当に生きてるんだな。渋谷からまた歩いて帰る。飲みすぎて身体が重い。ヘルシーなもの食べたい。

12/4(水)
荷物をまとめてさぶくんとさよなら。帰りがけに一緒にピアノで遊んだりしてたら約束の時間に過ぎそうになり、恵比寿から重い荷物を体中に巻きつけながら青山ブックセンターまでジョギング。汗だくになりながらカフェに到着。
今、とある出版社の方が汽水空港の本を出したいと言ってくれていて、提出できる資料や今後のことやこれまでのことを余すところなく伝える作業をしている。それの打ち合わせみたいな感じ。オシャレなカフェだが汗が止まらない。あっつい!
一通り話し、青山ブックセンターに『whole crisis catalogをつくる』を卸させてくれないかとチャレンジしてみた。編集者の方に遠くで見守られながら(笑)
冊子とショップカードを恐る恐る店員の方に渡すと、「ああ!汽水空港!あの白い犬の!!」と。まさか知ってくれてるなんて。ありがとうおとうさん(犬の名前)。おとうさんパワーが青山まで伝わっていたよ。よーしよしよし。帰ったら鰹節いっぱい混ぜたドッグフードあげるね。
その後荻窪へ行き大大大好きささま書店を物色。偶然店内に「あわいものや」さんが居てびっくり。こないだの尹さんのトークに来てくれた、高円寺であわいものやというカフェを経営している方。顔が反転地の佐野さんにそっくりで、二人共占い師。いつか二人が出会う瞬間に立ち会いたい。
幕張の実家へ帰宅。母のご飯に身体が回復する。

12/5(木)
今日は汽水空港の定休日。留守中店を切り盛りしてくれてるアキナも松江の実家で一休み中とのこと。いつもありがとうと念を送る。
少し早起きして埼玉県の川越へ向かう。今回の東京滞在の目的のひとつは「焼き芋屋の研究」である。

僕は2010年から2011年まで畑の修行をしていたのですが、その時にお世話になったぐっさんという偉大な人間が居る。彼は元ペシャワール会で、アフガニスタンを緑の地に変え、中村哲さんと共に飢えから人々を救う活動をしていた。伊藤さんが亡くなり帰国後、岡山で「ほのぼのハウス農場」という無農薬農家になった。僕の畑の師匠でもあるし、セルフビルドの師匠でもあるぐっさん。美作の山の上でセルフビルドしたキュートな事務所、鶏舎小屋。そして畑にはヤギが居り、ぐっさんファミリーの子どもらはその楽園のような畑で裸足で駆け回り動物や植物と共に暮らしている。大工工事をすれば大工を手伝い、収穫をしていれば収穫を手伝う子どもら。遊びと生活が一体となり、それが生活の糧をも生み出すこの環境に、訪問する度感心する。この地でぐっさんは田畑の面積を増やし、事業をどんどんパワフルに展開する。直接言葉で多くを語ることはしないが、その背中と生き様で、ガチで世界平和を目指す人間の凄みを語る。僕はいつもその背中に魂を撃たれる。
ぐっさんはとにかくたくさんの人と共にこの農場を運営していきたい様子。一度だけこんなことを語っていた。「畑は足の無い人も目の見えない人も子どもも、みんなができる役割があるやん。」と。全ての人に意味と喜びのある仕事をというのがぐっさんの考える世界平和の実現方法なのだと思う。飢えを無くし、地球を汚さず、動物と仲良く。それがぐっさん。筋斗雲に最も近い男。(筋斗雲は心の清らかな人間しか乗ることができない。)
ほのぼのハウス農場に利益が生まれることが世界平和と直結すると考える僕は、汽水空港で加工品を取り扱いたいと以前から考えていて、先週からようやく念願が叶った。加工品の周りにはペシャワール会の本を並べた。つい最近の出来事。中村哲さんのスピリットもぐっさんのスピリットも伝えたい。そう思っていたけど、昨日中村哲さんは亡くなってしまった。
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焼き芋の話しに戻そう。そんなほのぼのハウス農場で育てられたサツマイモを仕入れ、汽水空港で焼き芋を出す。これが現時点の作戦。サツマイモは文句なく美味しい。後は焼き方だ。石焼き芋もあるし、壺焼き芋もある。電気を使ったオーブン焼き芋もある。どの方法で焼くのが良いのか。売り方やパッケージ、繁盛している焼き芋をよく観察して企画書をつくるのが今回のミッション。成功させたい。
何故ならぐっさんは焼き芋マシーンを購入し、汽水空港に1年間無料でリースしてくれようとしているから。ぐっさんも汽水空港という場所が世界を気持ちいい場所にする働きをしていると感じてくれているのかもしれない。
13時頃に川越に到着。ググって調べた焼き芋屋、サツマイモを加工したお菓子をつくる店を片っ端から巡る。川越はサツマイモの町。色んな工夫があちこちにある。
各焼き芋を食べて、一番美味しかったお店がどんな焼き方をするのかチェックするぞ。
一通り食べてみたが、やっぱり壺焼きが目を引くし、皮ごと食える焼き芋になることが分かった。そして皮にこそ栄養があるということも教わった。満足して帰る途中、THIS IS IT!な焼き芋を発見。味のある外観、人の良さそうなおっちゃん。そして壺焼き。ダッシュで駆け込み、焼き芋を頼むと最後の一個だった。店内に張り出されたこの店を取材した新聞の切り抜きを熟読。昭和20年代から続く老舗。ここだ!こういう店と出会いたかった。壺についても丁寧に解説をしてくれた。この壺は漆喰で作られているらしく、確かに手触りが軽かった。しかし一体どうやって漆喰を壺の形に成形するのだろうか。「左官屋さんに頼めばつくってくれるよ。」とおっちゃんは言うが、左官屋でバイトし割と漆喰に触れることの多かった自分としては漆喰のみでどうやってつくればいいのか全く分からない。鳥取に帰ったら八田さんに質問してみよう。
12/6(金)

現在、実家の幕張付近のカフェでこの記録を執筆中。
今朝届いた「途中でやめるメルマガ」で「汽水空港は服屋もやればいいのでは?」と陽光さんが書いてくれていた。色んな人が汽水空港運営作戦を考えてくれて嬉しい。そんな呟きからワクサカソウヘイさんとの対談「ふざけながらバイトやめる学校」という企画が生まれつつある。


鳥取の人口は約60万人。そのうち半分がじいちゃんばあちゃん。公共交通機関は絶えつつあり、経済も滞っている。子どもも少ない。だけど、こういう環境の中で敢えて生命の維持に必ずしも必要ではない本屋をやることを僕は選んだ。近所には服屋もゲストハウスもある。鳥取の全ての自営業者がペンギン村の住人のようにのびのびと暮らせる知恵が生まれたらいいな。

以上、離陸前の記録。
「TAXING」とは、離陸に用いる滑走路の端に位置を合わせ滑走路方向に向きを合わせる動作のことでR。



 

2020-01-01 14:46:27

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