
『わたしは思い出す』刊行を記念し、本書の企画立案者である松本篤さんをお招きします。
"宮城県仙台市に暮らすかおりさん(仮名)は、第一子を出産した2010年6月11日から日記を書き始めた。本書は、彼女がそれらの記録を再読し、回想した11年分の語りを、聞き書きとして再-記録したものである。"
日時:3月24日(金)18時開場、18時30分開始
会場:汽水空港
定員:20名
話し手:松本篤
聞き手:赤井あずみ
参加費:1000円
ご予約・問い合わせ kisuikuko@gmail.com
特設サイト『わたしは思い出す』
https://aha.ne.jp/iremember/
<登壇者プロフィール>
松本篤(まつもとあつし)AHA!世話人/NPO法人remoメンバー
1981年、兵庫県生まれ、大阪府在住。市井の人々の記録の価値に着目したアーカイブ・プロジェクト、AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]を2005年に立ち上げる。記録集『はな子のいる風景』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、ウェブサイト『世田谷クロニクル』(生活工房、2019)などの企画・編集を担当。『わたしは思い出す』では、企画立案者として、かおりさんへのインタビューとその編集を行う。
赤井あずみ
鳥取県立博物館、トーキョーワンダーサイト、あいちトリエンナーレ2010を経て、2012年にアート・プロジェクト「HOSPITALE」を鳥取市の旧横田医院を拠点に始動、その一環として2016年よりAHA!との協働により8mmフィルムのアーカイヴ活動を行う。現在鳥取県立博物館の学芸員として主に現代美術、写真分野を担当しながら、HATSUGAスタジオなど2025年の県立美術館開館へ向けた新プロジェクトを手がけている。
AHA![Archive for Human Activities / 人類の営みのためのアーカイブ]
人は、経験していないことを、どのように経験できるのか──。そんな問いを掲げた、《私》の記録と記憶に着目したアーカイブ・プロジェクト。2005年に大阪にて始動する。これまでに、記録集『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)、ウェブサイト『世田谷クロニクル1936-83』(生活工房、2019)などを企画。2022年からは、出版レーベルとしての活動も開始。本書『わたしは思い出す』はその第1弾。「小さな記録の誕生日を祝おう」がプロジェクトの行動指針。
2023-03-04 18:43:46
イベント
| コメント(0)