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Whole crisis catalogをつくる。 vol.1 【NEW】
汽水空港店主モリテツヤが毎回選挙にがっかりする&政治や生活を自らの元へ取り戻したいと捻りだした企画「whole crisis catalog」。
その第一回の記録を冊子にしました。企画に賛同してくれる方、各地で自主的に開催したい方、理想からスタートするのではなく「困ってること」から政治をスタートしリアルワールドの隣の友人、家族、おっちゃんおばちゃんじいちゃんばあちゃんと政治について語りたい方、政治がよく分からない方、みなさんに読んで、そして広めてほしいと思いつくりました。
インターネットに接続していない人に向けて、未来の誰かに向けて、アナログな物体を飛ばしたい。いつかどこかへ響け。出来れば今すぐ。
デザインはうかぶLLC、三宅航太郎。印刷はhandsow press京都。
概要は以下の通り
ピンポンパンポン]
汽水空港緊急企画!
「WHOLE CRISIS CATALOGをつくる vol.1」
2019.7.11(木) 19:00~
参加費 無料
参加資格 無し
困っていることを解決するのが政治です。
税金はその為に払ってます。罰ゲームで払ってるわけではありませんよ、皆さま!
ということを、政治家はもちろん、僕たちもみんな忘れてる。
選挙期間始まったけど、みんな政治分からない、難しいと思ってませんか?ホントはとってもシンプルなこと。
「困ってることを解決する」
それが政治。「あなた/わたしが困っている」という状態が既に政治なんです。
その困りごとに対して、どういうリアクションをしてくれる人を選ぶか。それが選挙です。立派な意見が言えなきゃ、豊富な知識が無きゃ…って縮こまってませんか?
心配ない!Be happy!
自分が今何に困ってるか、どういう世界に暮らしたいか。それをイメージして、投票する人を選ぼう。それだけです。
さて、今回の企画は、そういったみんなの困っていること(CRISIS)をカタログにしようというモノです。じいちゃんばあちゃん世代が今何に困ってるか、若い世代が今何に困ってるか、お互いに知らない。世代とセンスを超えて、あらゆる人の困っていることをまずはお互いに知りたい。そしてリストアップしたら、まずはアナキズム的アプローチである相互扶助で解決を目指す。それでも解決できないことは、政治に求めていきましょう。その為のカタログを作ってみようという企画です。
毎回選挙の度に思うけど、立候補者をどうやって選びますか?
小さな選挙区だと、その立候補者が何を大切にして生きていこうとしている人なのかが全く見えてこないんですよ。毎回めちゃくちゃググって調べても、一切何も情報が出てこない。そして立候補者自身は自分の名前と所属政党しか言わない。これで一体どうやって投票しろと?
仕方がないから毎回顔のカタチとか所属政党とか名前の語呂の良さとかで投票するけど、そんなのは全く何の意味もない!笑 よくTVで見るからやっぱこの人かな。とかももう嫌笑 そういう選挙も終わりにして欲しい。ちゃんと理想を語って欲しいし、暮らしている人たちの声にどういうリアクションを取る人なのか知りたい。今回作ろうとしている『WHOLE CRISIS CATALOG』は、こういったシチュエーションの時に役に立つはず。カタログの中からみんなの困っていることをピックアップして、立候補者に投げかけてみよう。そこで返ってくる答えは投票するかしないかを決める良い判断材料として役立つはず。今回の企画、色々な人と関わって、そこのところまで持っていきたい。(いつかは)
そんなようなことを企画しました。
まずは今行なわれている参議院選挙のこと、みんなで考えると同時にカタログも作れたらいいなと思ってます。
選挙や政治の知識豊富でそして優しい、どんな質問もバカにしない賢者、中森圭二郎(通称カントク)さんを人間グーグル役として招待していますので、選挙の仕組みが分からない人、選挙に行ったことが無い人こそ来て欲しいと思ってます。心配ないです。
急ですが今週の木曜日、午後7時から汽水空港でゴニョゴニョやりますのでどなたも是非お気軽に!
※ちなみにWHOLE CRISIS CATALOGとは、伝説の雑誌WHOLE EARTH CATALOGのスピリットを引き継ぎたいと思いながら作るパクりカタログです。
“そのカタログは「60年代のまだパソコンもない時代、グーグル誕生の35年前に出されたグーグルの雑誌版のようなもので、理想に満ち、有益な道具や偉大な概念がページのはしばしから溢れていた」”(spectator vol.29付録より)
という雑誌がWHOLE EARTH CATALOGです。人々を受動的な消費者としてではなくDIY精神を喚起し「生きること」を自らの手に取り戻す。そのような雑誌であったそうです。
僕らのこれから作ろうとする『WHOLE CRISIS CATALOG』の目指すところは、「環境を変えていくのは自分たちだという実感をつくる」こと、「政治を自らの手に取り戻す」ことです。
そしてそこにリストアップされる人々の困りごとは、単なる悲痛な物事の羅列ではなく、これから全員で解決すべき課題のリストであり、共に解決する為に人々を結びつけるツールとすることを目的とします。そんなようなことを始めようという企画です。
汽水空港、これまでDIYやセルフビルドを通じ、失敗は付き物だということを学びました。そしてその失敗こそが大切だということも。失敗の数だけ、だんだんと出来ることが増えていくことを知っています。「家って自分で建てれるんだ!」ということを実感した時、蒔いた種が芽吹き、実を付けそれを食べた時の力強い喜びも知っています。ただ、それは自分の中だけの喜びだということも知りました。
これからはDIYやセルフビルドの喜びを人と分かち合いたいんです。お互いのCRISISを、自分たちの手で解決できるんだという実感をつくりたい。環境を変えるのは自分たちなんだという自信が欲しい。その為のツールが「お互いのCRISIS」なんです。困ってることがたくさんある時代で嬉しいね笑 その分だけ解決する喜びも多いぞ。