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記憶する体

"著者 伊藤 亜紗


誰もが自分だけの体のルールをもっている。階段の下り方、痛みとのつきあい方……。「その人のその体らしさ」は、どのようにして育まれるのか。経験と記憶は私たちをどう変えていくのだろう。
視覚障害、吃音、麻痺や幻肢痛、認知症などをもつ人の11のエピソードを手がかりに、体にやどる重層的な時間と知恵について考察する、ユニークな身体論。

目次

◆プロローグ:究極のローカル・ルール

◆エピソード1 メモをとる全盲の女性
見えなくなって一〇年
真空パックされた「書く」
アンダーラインが引ける
物を介して考える
イメージ的なフィードバック
机も「見て」いる!
絵の中で迷う
毎日がはとバスツアー
とっちらかった自分を取り戻す

◆エピソード2 封印された色
『0』=濃いピンク、『1』=暗めの白
点字を触ると頭がチカチカ
頭の中のビジュアルイメージ
求めてないのにやってくる
色を割り当てる
チカチカ現象の原因
抽象化の中断
封印された色
混色できない
秘密の花園
 
◆エピソード3 器用が機能を補う
制御マニア
オートマ制御からマニュアル制御へ
足を甘やかしていた
足の再発見
記憶と現実のズレとしての幻肢
残るのはフォルムではなく運動の記憶
幻肢の指と足の裏
切断して器用になった左足
利き足の変化

◆エピソード4 痛くないけど痛い脚
腕に脚の機能もついている
階段に吸い付く動き
あくまでオートマ制御
コタツの中の脚
脚に意識を置いておく
右脚さんに悪い
痛いような気がしてくる
ラバーハンド錯覚
感覚の予期

◆エピソード5 後天的な耳
集団的記憶
「席数5」のレストラン
経験のパターン
背中で思い出す記憶
雰囲気か追体験か
背後に感じる気配
推理小説と補聴器
文化的構築物としての耳
甘えん坊な音
「聞こえない」から「聞こえる」

◆エピソード6 幻肢と義肢のあいだ
私の中では右腕はある
胴の中に入った幻肢
刻々と変わる幻肢痛
最後の腕の記憶
リビングがラボになる
面白がれるようになってきた
障害とテクノロジー
腕の記憶のゆくえ

◆エピソード7 左手の記憶を持たない右手
わざわざバスケ
義手との距離感
ウチとソトを分けるもの
利き手感覚の不在
右手が左手を欲してない
名前のようなもの
義手をいつ使えばいいのか分からない

◆エピソード8 「通電」の懐かしさ
和服姿の求道者
読経で自分を起こす
動物になろうと思った
いざ、幻肢痛緩和VRへ!
「通電」がおとずれるまで
両手感を思い出す
テレビ画面の真ん中に白い手が
ストームトルーパーの手と差し替えた
VRと禅

◆エピソード9 分有される痛み
「在日朝鮮人三世」×「難病」というダブルマイノリティー
痺れる足、薄い手
サンドイッチが飛んでいっちゃう
どもる体を逸らす工夫
夏は焚き火、冬は針に刺される痛み
これは自分ではない
体からの出られなさ
すでに痛みは分有されていた
「献身」でも「突っぱね」でもなかった家族
痺れてるのに、さらに痺れる(笑)

◆エピソード10 吃音のフラッシュバック
落語のようなしゃべり
見るのが怖い
一人称を揃える
振り子モデル
花がしゃべってくれる
フラッシュバックの恐怖
引き込み現象
しゃべるシステムのもろさ
自分を超えるものとしての記憶

◆エピソード11 私を楽しみ直す
言葉にならない違和感
オートマ制御の機能不全
勘を忘れる
「記憶する体」にお任せできない大変さ
状況の復元
客観と実感のギャップをうめるストーリー

◆エピローグ身体の考古学"

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  • 記憶する体

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    1,800円(税抜) 1,980円(税込)

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