"シモーヌ・ヴェイユ 著
今村 純子 訳
発行 河出書房
自分にとって「灯台のような存在」と言い、「ユダヤ人が教会のそとにあるかぎり、じぶんはカトリック教徒にはならない」という言葉に「息もできないほど感動」した須賀。不滅の輝きを放つ名作。
訳註、訳者解題、索引も充実。待望の新訳版。
シモーヌ・ヴェイユ (ヴェイユ,S)
1909-43。激動の時代を34年の生を通して駆け抜けたユダヤ系女性フランス人哲学者。主要著書『重力と恩寵』、『前キリスト教的直観』、『神を待ちのぞむ』など。
今村 純子 (イマムラ ジュンコ)
哲学/芸術批評。著書に『シモーヌ・ヴェイユの詩学』、訳書に『前キリスト教的直観』、ヴェトー『シモーヌ・ヴェイユの哲学』、編著に『現代詩手帖特集版 シモーヌ・ヴェイユ』など。"河出書房新社HPより