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これが見納め 絶滅危惧の生きものたち、最後の光景

"著者
ダグラス・アダムス
著者
マーク・カーワディン
序文
リチャード・ドーキンス
訳者
安原和見

発行 みすず書房


『銀河ヒッチハイク・ガイド』のダグラス・アダムスが世界中の絶滅危惧種を見に行くという少々不謹慎な(!)旅に出た。そこで目にしたのは……。1990年の刊行以来、愛読者の絶えない不朽のネイチャー・ルポ。待望の初邦訳である。
種の存亡の瀬戸際にある生きものたちをとりまく荒涼たる現実、人間の浅はかさが生む悲喜劇や、動物たちそれぞれの興味深い生態が、小気味よいウィットと諧謔味満載で語られる。いたるところに皮肉のきいたドタバタ劇の奥には、ヨウスコウカワイルカの苦境をとことん思い描いて震えあがり、観光資源化したコモドオオオトカゲを目の当たりにして恥じ入ってしまう著者の、欺瞞のない鋭敏な眼差しがある。その観察眼は、天安門事件前の中国社会やザイール行政の腐敗へも向けられている。
「まれか、ややまれか」の章で、モーリシャスの生物保護活動家たちの超人的な奮闘ぶりと、彼らの奇矯だが筋金入りの生活をユーモラスに写し取る手腕はアダムスの真骨頂。絶滅危惧種の保護活動は第一日目から絶望的なチャレンジだが、消えゆく生きものを守りたいという衝動を理屈を超えて引き受ける人々を、本書はからりと、しかも生き生きと描き出している。
深刻なテーマだからこそ笑いの力を感じさせる、愛すべき、愛すべき一冊。

ダグラス・アダムス
Douglas Adams

イギリスの脚本家、作家。かけだしの頃はモンティ・パイソンにコントを書くなどして関わる。1978年に放送されたBBCのラジオ・ドラマ『銀河ヒッチハイク・ガイド』の脚本を執筆、その翌年に出版した小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』(風見潤訳、新潮社、1982)がベストセラーとなり、一躍人気作家となった。(シリーズ全5冊の新訳が、2005-2006年に河出書房新社より刊行されている。安原和見訳。)ほかにも小説やエッセイ、脚本の執筆に活躍し、イギリスのポップカルチャーを刺激する作家として愛された。絶滅危惧種の保護活動に積極的に貢献したことでも知られ、本書の執筆およびその元になったラジオ・ドキュメンタリーもその一部。2001年に惜しまれて逝去したのちも、彼に共鳴した著名な科学者・作家らを講演者とするDouglas Adams Memorial Lectureが生物保護活動のためのチャリティーイベントとして続けられている。

マーク・カーワディン
Mark Carwardine

イギリスの動物学者。本、雑誌、ラジオ、TVなどのメディアを通じ、生物や環境の保護を呼びかける活動を活発におこなっている。50作以上の著書があり、『動物たちの地球』(沢近十九一・小野蓉子訳、国土社、1990)、『完璧版 クジラとイルカの図鑑』(前畑政善監修、日本ヴォーグ社、1996)、『波間に踊るクジラを追って』(亀井よし子訳、草思社、1997)、『でっかいどうぶつちっちゃいどうぶつなーんだ?』をはじめとするシリーズ「どっちがどっち?」の8冊(いずれも小野蓉子訳、国土社)などが邦訳されている。

安原和見
やすはら・かずみ

翻訳家。訳書にD・アダムス〈銀河ヒッチハイク・ガイド〉シリーズ全5冊、E・コルファー『新 銀河ヒッチハイク・ガイド』(上、下)(以上、河出書房新社)、M・ロヴリック『世界の奇妙な博物館』、S・ヴァーマ『ゆかいな理科年表』、T・パパス『数学の楽しみ』(以上、ちくま学芸文庫)、S・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』(二見書房)ほか多数。"みすず書房HPより

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