"田尻久子 (著)
発行 西日本新聞社
熊本の「橙書店」店主、田尻久子氏による初めての書評エッセイ集。
西日本新聞や熊本日日新聞、暮しの手帖など新聞・雑誌書評(72篇)のほか、
本と本屋をめぐるエッセイ(雑誌掲載文、書き下ろしエッセイ・読書日記など12篇)を併せて収録。
エッセイでは、10代の頃の読書、記憶の本棚、「年を重ねた者は若い人たちへ何かしらの義務がある」と50歳を過ぎて気づかせてくれた熊本の大先輩の言葉などを綴る。
出会った本を自らの糧として読み、思いをわかちあえる誰かへと手わたす。本屋店主の日々の営みから立ち上がる体験的書評エッセイ集。"版元HPより