"山下賢二 (著), 三島宏之 (写真)
発行 夏葉社
「僕自身がやりたいこと。少し考えたが、すぐに答えはわかった。それは、店を存続させること。方法論はどうであれ、イメージがどうであれ、僕はそのとき、なんとしてでも、ガケ書房を続けたかったのだ。」
2004年、京都市左京区にオープンし、2015年に11年の歴史を閉じた京都の書店、ガケ書房。雑誌の本屋さん特集には必ずといっていいほど取り上げられ、本書にも登場する、作家の吉本ばなな、いしいしんじ、ミュージシャンの小沢健二など、多くの著名人たちがこの店を愛してきた。本書は、その店主による、赤裸々な書店論であり、青春記。生々しいもがきと、次の10年に対する提言に溢れた、あたらしい本屋さん本の登場です。"版元HPより